グラニフリガーグラニフリガー

世界と日本で
納入実績No.1
穀物冷却装置/
サイロ冷却装置
グラニフリガー

グラニフリガーは1963年旧西ドイツで開発されて以来、世界の穀物冷却において約90%の納入実績を誇ります。日本のカントリーエレベーター・ライスセンターにおいてもサイロ冷却装置として普及が進んでおり、米麦の品質・食味・鮮度を維持する装置として農林水産省の補助事業対象として認可されています。


サイロの下から上へじっくりと冷やします!

サイロのホッパ部(円錐部)から冷風を入れ、穀物の一粒一粒に均等に冷風を当てながらじっくりと冷やしていきます。不要な熱と湿気はサイロ上から排出され、冷却が完了する頃にはサイロの下から上まで穀物温度と穀物水分がピッタリ揃います。地球温暖化が進む昨今、グラニフリガーによるサイロ冷却はカントリーエレベーターにとって必要不可欠な装置になっています。


グラニフリガーの特徴

温度と湿度の
制御が可能

POINT

送風する空気(冷風)の温度はもちろん、湿度も正確にコントロールします。
外気条件に影響されずに『一定の温度と湿度の空気』を作ります。
送風温度制御範囲:4.0℃~30.0℃
送風湿度制御範囲:45%~90%RH

フレッシュエアーを
送風します

POINT

一般的なエアコンは部屋の中の空気を循環させながら空調しますが、グラニフリガーは吸い込んだ空気を空調して目的の空間へ送り込む冷却装置です。
温度と湿度が安定した『フレッシュエアー』を供給する事が可能です。

1ユニット型で
コンパクト!移動も簡単

POINT

全ての機能が一台に凝縮。コンパクトなので屋外、屋内の設置場所を問いません。
キャスター付きなので移動して使う事も可能です。

小型機から大型機まで
揃えています

POINT

風量70㎥/min ~350㎥/minまで様々な大きさの機種を揃えています。

冷媒R407Cを使用

POINT

オゾン破壊係数(ODP)はゼロ。地球環境に優しい機械です。

信頼のドイツ製品

POINT

旧西ドイツで世界初の穀物冷却装置として誕生し、50年以上の歴史があります。
温度と湿度を制御する冷却デバイスとシステムはドイツで特許を取得しています。
品質管理に厳しいドイツにおいてTUF検査合格、CEマークを取得しています。

穀物冷却装置としては
世界No.1の納入実績。
日本では120台突破!
(2021年1月時点)

POINT

オンリーワンの技術で世界中の皆様にご愛用いただき、ナンバーワンの納入実績を誇ります。
国内販売は25年以上の実績があり、アフターサービスも全国対応致します。


サイロ冷却 比較データ

  • 過乾燥米の減少
  • サイロ内の籾貯蔵
    温度の比較①
  • サイロ内の穀温変化
  • サイロ内の籾貯蔵
    温度の比較②

過乾燥米の減少

平成29年精選計量(冷却なし)

サイロ 品種 重量 玄米水分
本1 - - -
本2 - - -
本3 エコヒカリ 320t 14.5%
本4 - - -
本5 エコヒカリ 320t 15.2%
本6 - - -
本7 エコいぶき 232t 14.6%
本8 エコヒカリ 320t 15.1%
本9 エコいぶき 320t 15.0%
本10 エコいぶき 229t 14.8%
間1 エコヒカリ 23t 14.5%
間2 エコヒカリ 39t 15.3%
間3 エコヒカリ 67t 14.1%

平成30年精選計量(冷却あり)

サイロ 品種 重量 玄米水分
本1 エコヒカリ 301t 14.8%
本2 エコヒカリ 41t 14.9%
本3 エコヒカリ 288t 15.2%
本4 - - -
本5 エコヒカリ 285t 14.9%
本6 - - -
本7 エコヒカリ 255t 15.2%
本8 エコヒカリ 297t 14.9%
本9 エコヒカリ 307t 15.2%
本10 エコヒカリ 296t 15.0%

(注記)エコヒカリ=特別栽培米コシヒカリ
エコいぶき=特別栽培米こしいぶき

サイロ内の籾貯蔵温度の比較

冷却なし

冷却あり

サイロ内の穀温変化

サイロ内の籾貯蔵温度の比較


サイロ冷却10大メリット

荷受け停止問題が
解決

(乾燥処理量UP、万一の過剰荷受けでも安心して対応)

品質事故防止

(冷やして安全に半乾貯留、穀温上昇なし、結露防止)

CEのランニングコスト
削減

(高効率&省エネ、低コストの米麦づくり)

低温で仕上げ乾燥が可能

(高品質・良食味、燃料代節約)

冷却仕上げで
過乾燥防止

(究極の仕上がり水分、一粒一粒の水分が均一化)

ローテーション不要

(電気代節減、くず米減少、結露対策、CEの修繕費減少)

春の穀温戻しにも
対応

(米を動かすことなく穀温コントロール)

低温籾貯蔵

(新米の食味が持続、今摺り米・保有米が美味い)

害虫・カビ対策

(安心安全・コンプライアンス問題解決)

長期戦略備蓄

(ばら籾の長期貯蔵、欧州では5年貯蔵は当たり前)


グラニフリガー機種別標準仕様表

型   式 KK70 KK160 KK300 KK400
冷却能力
(穀物トン数)
タワーサイロ 最高(トン/日) 70 160 280 400
平均(トン/日) 30〜50 80〜100 220〜240 330〜350
角ビン 最高(トン/日) - 90 170 250
平均(トン/日) - 60〜80 140〜160 200〜230
消費電力 最高(kW) 11 33 61 98
平均(kW) 7〜9 15〜20 35〜40 55〜65
エア出口(ダクト直径)(mm) 300 300 400 600
本体寸法 長さ(mm) 2230 2520 2950 3624
幅(mm) 990 1130 1550 1980
高さ(mm) 1695 2085 2250 2717
重量(kg) 650 850 1500 2500

※仕様は予告なく変更となる場合がございます。

特許取得
Patented Product


特許取得 第3790501号

穀物の温度を下げ含水率を低下させることによって穀物の呼吸を抑え、その後の仕上げ乾燥についても高温を使用せずに効率良く農産物を乾燥する方法でグラニフリガーは特許を取得しました。

出願番号 特許出願2002−225447
出願日 2002年8月2日
公開番号 特許公開2004−69089
公開日 2004年3月4日
特許番号 特許第3790501号
出願人 株式会社サンエー
発明の名称 農産物の乾燥方法
発明者 古賀 脩平

【課題】

乾燥の休止期間にも冷風を送って穀物の温度を下げ含水率を低下させることによって穀物の呼吸を抑え、品質事故を防止し、その後の仕上げ乾燥についても高温を使用せずに、品質低下を防止して効率良く乾燥する農産物の乾燥方法の提供。


【解決手段】

収穫した穀物を熱風乾燥する工程と、熱風乾燥した穀物に冷風を送り込んで穀物温度を低温に保ちながら乾燥し貯留する工程と、 貯留した穀物を再び熱風乾燥し、それらの熱風乾燥した穀物に冷風を送り込んで低温に保ちながら目標含水率まで乾燥する工程からなる農産物の乾燥方法。

導入後の効果

穀物冷却装置“グラニフリガー”を導入したお客様の声を掲載しております。

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