世界と日本で
納入実績No.1
穀物冷却装置/
サイロ冷却装置
グラニフリガー
グラニフリガーは1963年旧西ドイツで開発されて以来、世界の穀物冷却において約90%の納入実績を誇ります。日本のカントリーエレベーター・ライスセンターにおいてもサイロ冷却装置として普及が進んでおり、米麦の品質・食味・鮮度を維持する装置として農林水産省の補助事業対象として認可されています。
サイロの下から上へじっくりと冷やします!
サイロのホッパ部(円錐部)から冷風を入れ、穀物の一粒一粒に均等に冷風を当てながらじっくりと冷やしていきます。不要な熱と湿気はサイロ上から排出され、冷却が完了する頃にはサイロの下から上まで穀物温度と穀物水分がピッタリ揃います。地球温暖化が進む昨今、グラニフリガーによるサイロ冷却はカントリーエレベーターにとって必要不可欠な装置になっています。
サイロ冷却 比較データ
- 過乾燥米の減少
- サイロ内の籾貯蔵
温度の比較① - サイロ内の穀温変化
- サイロ内の籾貯蔵
温度の比較②
過乾燥米の減少
平成29年精選計量(冷却なし)
サイロ | 品種 | 重量 | 玄米水分 |
---|---|---|---|
本1 | - | - | - |
本2 | - | - | - |
本3 | エコヒカリ | 320t | 14.5% |
本4 | - | - | - |
本5 | エコヒカリ | 320t | 15.2% |
本6 | - | - | - |
本7 | エコいぶき | 232t | 14.6% |
本8 | エコヒカリ | 320t | 15.1% |
本9 | エコいぶき | 320t | 15.0% |
本10 | エコいぶき | 229t | 14.8% |
間1 | エコヒカリ | 23t | 14.5% |
間2 | エコヒカリ | 39t | 15.3% |
間3 | エコヒカリ | 67t | 14.1% |
平成30年精選計量(冷却あり)
サイロ | 品種 | 重量 | 玄米水分 |
---|---|---|---|
本1 | エコヒカリ | 301t | 14.8% |
本2 | エコヒカリ | 41t | 14.9% |
本3 | エコヒカリ | 288t | 15.2% |
本4 | - | - | - |
本5 | エコヒカリ | 285t | 14.9% |
本6 | - | - | - |
本7 | エコヒカリ | 255t | 15.2% |
本8 | エコヒカリ | 297t | 14.9% |
本9 | エコヒカリ | 307t | 15.2% |
本10 | エコヒカリ | 296t | 15.0% |
(注記)エコヒカリ=特別栽培米コシヒカリ
エコいぶき=特別栽培米こしいぶき
サイロ内の籾貯蔵温度の比較
冷却なし
冷却あり
サイロ内の穀温変化
サイロ内の籾貯蔵温度の比較
サイロ冷却10大メリット
荷受け停止問題が
解決
(乾燥処理量UP、万一の過剰荷受けでも安心して対応)
品質事故防止
(冷やして安全に半乾貯留、穀温上昇なし、結露防止)
CEのランニングコスト
削減
(高効率&省エネ、低コストの米麦づくり)
低温で仕上げ乾燥が可能
(高品質・良食味、燃料代節約)
冷却仕上げで
過乾燥防止
(究極の仕上がり水分、一粒一粒の水分が均一化)
ローテーション不要
(電気代節減、くず米減少、結露対策、CEの修繕費減少)
春の穀温戻しにも
対応
(米を動かすことなく穀温コントロール)
低温籾貯蔵
(新米の食味が持続、今摺り米・保有米が美味い)
害虫・カビ対策
(安心安全・コンプライアンス問題解決)
長期戦略備蓄
(ばら籾の長期貯蔵、欧州では5年貯蔵は当たり前)
グラニフリガー機種別標準仕様表
型 式 | KK70 | KK160 | KK300 | KK400 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
冷却能力 (穀物トン数) |
タワーサイロ | 最高(トン/日) | 70 | 160 | 280 | 400 |
平均(トン/日) | 30〜50 | 80〜100 | 220〜240 | 330〜350 | ||
角ビン | 最高(トン/日) | - | 90 | 170 | 250 | |
平均(トン/日) | - | 60〜80 | 140〜160 | 200〜230 | ||
消費電力 | 最高(kW) | 11 | 33 | 61 | 98 | |
平均(kW) | 7〜9 | 15〜20 | 35〜40 | 55〜65 | ||
エア出口(ダクト直径)(mm) | 300 | 300 | 400 | 600 | ||
本体寸法 | 長さ(mm) | 2230 | 2520 | 2950 | 3624 | |
幅(mm) | 990 | 1130 | 1550 | 1980 | ||
高さ(mm) | 1695 | 2085 | 2250 | 2717 | ||
重量(kg) | 650 | 850 | 1500 | 2500 |
※仕様は予告なく変更となる場合がございます。
特許取得
Patented Product
特許取得 第3790501号
穀物の温度を下げ含水率を低下させることによって穀物の呼吸を抑え、その後の仕上げ乾燥についても高温を使用せずに効率良く農産物を乾燥する方法でグラニフリガーは特許を取得しました。
出願番号 | 特許出願2002−225447 |
---|---|
出願日 | 2002年8月2日 |
公開番号 | 特許公開2004−69089 |
公開日 | 2004年3月4日 |
特許番号 | 特許第3790501号 |
出願人 | 株式会社サンエー |
発明の名称 | 農産物の乾燥方法 |
発明者 | 古賀 脩平 |
【課題】
乾燥の休止期間にも冷風を送って穀物の温度を下げ含水率を低下させることによって穀物の呼吸を抑え、品質事故を防止し、その後の仕上げ乾燥についても高温を使用せずに、品質低下を防止して効率良く乾燥する農産物の乾燥方法の提供。
【解決手段】
収穫した穀物を熱風乾燥する工程と、熱風乾燥した穀物に冷風を送り込んで穀物温度を低温に保ちながら乾燥し貯留する工程と、 貯留した穀物を再び熱風乾燥し、それらの熱風乾燥した穀物に冷風を送り込んで低温に保ちながら目標含水率まで乾燥する工程からなる農産物の乾燥方法。