世界No.1の実績
穀物冷却装置
グラニフリガー
グラニフリガーは、主にサイロ保管しているばら穀物を効率よく低温化できる穀物専用の冷却装置です。1963年に旧西ドイツで開発されて以来、大量のばら穀物を安全で安価に長期間保管するという使命のもと、現在では世界の穀物冷却において約90%の納入実績を誇ります。既存のサイロを低温サイロ化することで、荷主様に喜ばれる質の高いサイロ保管サービスを実現します。
穀物だけでなく人にも地球にもやさしい!
穀物を食害する多くの貯穀害虫は、25℃~35℃の環境では活発に活動し、20℃を下回ると活動が鈍くなり、15℃~13℃では休眠状態になります。
この害虫の特性を利用して、穀物の保管温度を管理する事で、燻蒸などの薬剤の使用頻度を少なく抑える事ができます。薬剤使用頻度の軽減は、地球環境への負担を減らすことにもつながります。
温度と水分で貯蔵の限界が決まる!
右の図は穀物温度と穀物水分から貯蔵限界期間を導き出すための「穀物貯蔵安全限界時計」というものです。例えばAの状態(穀物水分15%で穀物温度32℃)では、約10日後には品質劣化が始まります。
対してBの状態(穀物水分15%で穀物温度13℃)では、200日間安全に保管できます。これは大豆やメイズ(とうもろこし)の保管の事例です。
穀物貯蔵安全限界時計
グラニフリガー機種別標準仕様表
型 式 | KK70 | KK160 | KK300 | KK400 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
冷却能力 (穀物トン数) |
タワーサイロ | 最高(トン/日) | 70 | 160 | 280 | 400 |
平均(トン/日) | 30〜50 | 80〜100 | 220〜240 | 330〜350 | ||
角ビン | 最高(トン/日) | - | 90 | 170 | 250 | |
平均(トン/日) | - | 60〜80 | 140〜160 | 200〜230 | ||
消費電力 | 最高(kW) | 11 | 33 | 61 | 98 | |
平均(kW) | 7〜9 | 15〜20 | 35〜40 | 55〜65 | ||
エア出口(ダクト直径)(mm) | 300 | 300 | 400 | 600 | ||
本体寸法 | 長さ(mm) | 2230 | 2520 | 2950 | 3624 | |
幅(mm) | 990 | 1130 | 1550 | 1980 | ||
高さ(mm) | 1695 | 2085 | 2250 | 2717 | ||
重量(kg) | 650 | 850 | 1500 | 2500 |
※仕様は予告なく変更となる場合がございます。